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韓国・反日ナショナリズム-6

国際世論を味方にする外交戦略


中・韓は対日外交で、米国の世論を味方につ
けようと、積極キャンペーンを展開している。


一例をあげると、韓国政府は来年一月にフラ

ンスで開かれる国際漫画フェスティバルに、

従軍慰安婦問題をテーマにした作品を50点

出展する準備を進めている。

これを各国語に翻訳し、世界各国に配布する

という。
日本は国際的広報に力を入れてこなかったた

め、尖閣諸島の問題でも押し込まれている。

徹底的な広報戦略の強化と、日米関係の緊密

化が求められるのです。  
                                 10/29 読売新聞

東京オリンピックの誘致に成功したのは、

広報に力を注いだお蔭・・オリンピック開催は

日本が世界から愛され、仲良くできる国であ

ることを印象づける、絶好の機会になります。


1130 【吉村外喜雄のなんだかんだ 】

~歴史から学ぶ~
「韓国・反日ナショナリズム-6」


「日本が大きく右傾化した」との正確でない情報が、世界に流れている。

ジャーナリストは基本的に左寄りだ・・日本のことを本当に知って報道するのではなく、中国や韓国の報道から日本を見る。残念ながら日本のメディアの発信力は無いに等しい。            12/1 読売・塩野七生「時論」


朴大統領は、「加害者と被害者という歴史的立場は、千年の歴史が流れても
変えることはできない」と語っている。
問題の歴史認識・・「従軍慰安婦問題」「竹島は韓国領だ」・・このような主張を
「正しい知識」と称し、韓国は今「極悪非道な日本」のイメージを、国際社会に広め、反日感情をあおるキャンペーンを大々的に展開している。
韓国と日本、どちらが間違っているのか?・・日本政府も、明治以降の日韓の
歴史を正しく検証し、国際社会や国民に、韓国が主張する歴史認識に間違いがあるなら、日本の名誉にかけて、反論すべきではないでしょうか・・

以下、外交評論家・岡本行夫/10/29 読売新聞を転載します。


韓国の歴代大統領は、政権末期に求心力が落ちてくると、「反日カード」を切る
ことがよくあります・・が、朴氏のように、最初からというのは異例です。

特に「ここまでやるか」とショックを受けたのは、朴氏が6月に訪中した際、習近平国家主席に対し、朝鮮独立運動家の安重根(アンジュンゲン)が、日本の初代首相・伊藤博文/初代韓国統監を暗殺した中国ハルピン駅の現場に、記念碑を建てるよう求めたことです。


岡本氏が米国で講演したとき、韓国の大統領が中国の習近平に、伊藤博文を暗殺した安重根の記念碑を、中国のハルピンに建てるよう求めた話をして・・

「ケネディ大統領が暗殺されたダラスに、オスワルドの記念碑を作ろうと提案しているようなものだ」と話します・・米国の聴衆はみな、シーンとなります。

7月、ソウルのサッカー東アジア・日韓戦では、観客席に安重根が描かれた巨大な垂れ幕が掲げられた。

朴大統領のこういう姿勢があと4年続けば、韓国人の反日感情は更に強まり、日本人も韓国人を嫌いになってしまう・・
そうすると、10年くらいは日韓関係が冷え切る・・
と、大変心配しています。

朴氏の外交戦略は、米中韓の三国間で協力関係を強め、日本を排除し、日本をアジアの「のけ者」にするというもの。
朴氏が反日キャンペーンを繰り返すうち
は、韓国に首脳会談を求めても仕方がないと思います。

それよりも、米国を始め、日本に理解を示す国際世論を味方にする外交の方が、大事でしょう。


中国とは、尖閣諸島をめぐる問題さえ乗り越えられれば、改善に向かう可能性も
あります・・が、韓国については、しばらく打つ手はありません。


国際世論が「韓国はちょっとおかしいのでは・・」という論調になり、今の「反日戦略はまずい」と韓国が思わない限り、変わらないでしょう。

                                                                                      10/29 読売新聞

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