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日本人に根ざす自虐史観

インド/ラダ・ビノード・パール

  日本の戦後教育を憂う
  (元極東国際軍事裁判判事)


『要するに彼ら(欧米諸国)は日本が侵略戦争

を行ったということを、歴史にとどめることに
よって、自らのアジア侵略の正当性を誇示

すると同時に、日本の戦争行為一切を”悪事”

と刻印することが目的であったに違いない。


私は判決文の中に綴ったが、欧米こそ憎む

べきアジア侵略の張本人である。

それなのにあなた方日本人は、自らの子弟

に「日本は犯罪を犯したのだ」と教えている。


大東亜戦争の真実の歴史を・・どうか私の判

決文を読んでいただきたい。
日本の子弟が、ゆがめられた罪悪感を背負
って、卑屈・頽廃に流されていくのを、平然と
見過ごすわけにはいかない。

誤った歴史は書き換えられなければならない』



1149 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
~歴史から学ぶ~ 「日本人に根ざす自虐史観」


現代の日本の若者たち・・大東亜戦争で日本は、隣国の韓国や中国を始め、東南アジアの国々に残虐非道な行為をした・・と「自虐史観」に囚われ、日本人としての自信や誇りをなくしている。

中国や韓国だけでなく、日本の歴史教育の現場でも、日本は”他国を侵略した悪い国”だったと、偏った史観で子どもたちを教育しているのです。

<自分の国に誇りが持てる比率>     2010年BBC調査

  ・中国 81%    ・韓国 76%    ・日本 43%


歴史教育の現場で「他国を侵略=悪い行為」と、短絡的に結論ずけてはいないだろうか?
日本軍の行為すべてが、自国を利するための侵略だとするなら、それは間違いであろう。


自虐教育を受けた日本人が、東南アジアの人々から、前号(2/6)の「ノンチック氏」のような話を聞くと、「エッ!そんなこと・・嘘でしょう・・信じられない」と驚く。

このような日本人を見て、ノンチック氏は大変はがゆい思いをしたという。  私たちは、偏った歴史教育を受けたことで、自虐史観に囚われるようになったのです。


勝者から見た歴史観と、敗者から見た歴史観には、当然その受け止め方や解釈に大きな違いが生じてくる。
歴史には功・罪両面がある・・何が正しく、何が間違っていたのかを、

正しく、過去の歴史から学んでいかなければならない。


日本が、他国に悪いことをしてきた・・といった一面に固執するのではなく、良い行いをし、他国に感謝された一面もあることを・・公平に・・歴史の真実として知っておかなければならない。


<事例1> インド独立運動に身を捧げ、1947年に独立を宣言し、
初代インド首相になったジャワハルラール・ネルー氏の、日本への
感謝の言葉です。

『インドは程なく独立する・・独立の契機を与えてくれたのは日本である。インドの独立は日本のお蔭で30年早まった・・この恩を忘れてはならない。
これはインドだけではない・・インドネシア、ベトナムをはじめ東南アジア諸民族すべて・・共通である。インド国民は、日本の復興にあらゆる協力を惜しまないであろう。他の東南アジアの諸民族も同様である』


<事例2> マレーシア/ガザリー・シャフエー 元外相

『日本の某代議士・・「過ぐる大戦において、我が国は貴国に対し、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と挨拶したので、「どうしてそういう挨拶をなさるのですか? あの大戦で日本はよくやったではないですか・・

マレー人と同じ小さな日本人が、大きなイギリス人を追っ払ったではありませんか。そのお蔭で、マレーシアは独立できたのです。大東亜戦争なくしては、マレーシアもシンガポールも、その他の東南アジア諸国の独立も、考えられないんです』

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