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飽食時代の弊害(2)

子どもたちにも生活習慣病が・・


小中学生の肥満が増えているという。
原因は飽食と運動嫌い・・
そして、便秘に悩む子どもたち。


小学生に糖尿病予備軍がいたり、
動脈硬化が心配な生徒がいるのは、
珍しことではなくなった。


メガネをかけている小学生も、
私たちの頃より多くなっているようだ。

屋外で遊ぶことが少なくなり、長時間ゲーム

にふけり、スナック菓子をつまむ・・

こうした子どもたちの日常を、誰も改めよう

としない・・日本の将来が心配になってくる。



1218 【食と健康】 「飽食時代の弊害(2)」

夫婦で時折り外食をするが、世界各国の料理がいつでも身近に

食べられる便利な世の中になった。

また、外出時お腹が空いたら、最寄りのコンビニや、通りがかりの

ラーメン店の暖簾をくぐればいい。


21世紀の日本人は、空腹に耐えたり我慢をすることを知らない。

戦前戦後のひもじい時代を知る私でも、今では、食べたいものを

好きな時に食べらる、豊かな生活に浸りきっているのです。


わずか40年の間に、日本人の食生活は大きく様変わりした。
主食の”米”は半減し、副食の”動物性食品”の摂取量が倍増した・・
炭水化物エネルギーが低下し、脂質エネルギーが増えたのです。

好きなものを好きなだけ食べられる時代になったというのに、
栄養バランスを崩す人が増えているのは、皮肉なことです。
全ての年代でカルシウム、ビタミンミネラルの不足が言われるが、中でも

若年層の不足が目立つ。若い女性の鉄分不足も問題になっている。


二十代の男性の3人に1人、女性の6人に1人が朝食を抜いている。

若者の多くは、夕食の時間が不規則で、夜遅くまで起きて間食をする

習慣がある。

夕食は、ご飯抜きで野菜を摂らず、塩分の多い鳥の空揚げなど、
揚げ物や肉類を好み、食事に偏りが見られる。
脂質の摂り過ぎが、将来の生活習慣病の遠因になることに、気づいて

いないのです・・。

このような飽食の日々が、日本人の身体を駄目にしていく。
過剰なカロリーの摂り過ぎが、体内脂肪を蓄積させて肥満になり、
血液が汚れ、動脈硬化から高血圧症へ・・
免疫力が低下し、糖尿病などの生活習慣病予備軍が増えていく。

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