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腸内環境を改善する納豆菌

発酵微生物の働き


発酵や腐敗は、酵母やカビ・細菌などの
微生物の働きです。

大豆は納豆菌が、牛乳は乳酸菌が発酵して、

納豆とヨーグルトになり、栄養価が増し、

保存が利くようになります。
単に大豆を煮て食べるより、納豆にすると
10倍も ビタミンB2が多くなります。


大腸菌、サルモネラ菌などの腐敗菌は毒性
物質を排出し、食中毒や病気の原因に なり
ます。

又、発酵は抗生物質などの薬品を生み、
生ゴミを堆肥に変えたりします。

千分の1~万分の1の小さな微生物が持つ
発酵バワーは、とてつもなく大きいのです。



1268 【食と健康】
「腸内環境を改善する納豆菌」


子どもの頃は納豆を食べなかった・・独特の臭みがある ネバネバ した納豆を食べられるようになったのは、結婚してから・・ 今は朝の食卓に欠かせない
大豆は「畑の牛肉」と言われる・・大豆そのままだと消化吸収が悪く、
肉や魚より栄養価が劣るので、「畑の牛肉」というわけにはいかない。
発酵させて納豆にすると、納豆菌の働きで消化吸収が良くなる。

その納豆をお米と一緒に食べると、アミノ酸の構成が肉なみにアップ
して「畑の牛肉」になるのです。

納豆は18%のたんぱく質を含む、牛肉に匹敵する優れた食品です。
納豆1グラムの中に何と、50億個もの納豆菌がいる・・地球の人口が

70憶ですから大変な数です。

この納豆菌・・その小さな体の中で、筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓を溶かす働きをする「酵素ナットウキナーゼ」や、血圧の上昇を抑える
酵素などを生産する。
加えて納豆菌には、整腸作用があり、腸内環境を改善する働きがあります。 腐敗菌やO157などの病原菌を寄せ付けず、抗菌効果があることを忘れてはならない。

農水省の研究員が、排便の中に残されている腸内細菌を調べたところ、 ビフィズス菌や乳酸菌は検出されず、採取されたのは納豆菌だけでした。

納豆菌は、薬並に8時間近く効果が持続し、腸内で2日間生きることができる強い菌です・・1日1パック食べれば十分なのです。
更に、大豆の繊維質と、納豆菌が作り出す「オリゴ糖」が、善玉菌「ビフィズス菌」 などの繁殖を促し、腸内の善玉菌を活性化してくれる。

 
その他、大豆に含まれる「イソフラピン」は、女性に多い「骨粗しょう症」を予防になり、 「サポニン」は女性のお肌の老化を予防します。
「大豆レシチン」は、血管に 過剰に付着したコレステロールの排泄を
助ける働きをします。

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