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孫子の兵法or西郷隆盛

孫子「用兵の原則」

~ 故に兵を用いる法~

   十なれば   即ちこれを囲み
   倍すれば   即ちこれを分かち
   敵すれば   即ちよくこれと戦い
   少なければ   即ちよくこれを逃れ

   若(し)かざれば   即ちよくこれをし避く

   故に小敵の堅は  大敵の檎(きん)なり


戦いに勝つためには・・
まず、敵の十倍の兵があれば包囲するがよい。
もし五倍の兵力なら、敵を攻撃し、
二倍の兵なら、敵を分断する作戦をとる。
互角の時は全力で戦い、劣勢なら退却することだ。


この原則に従わず、味方の兵力が劣っているのに、
強気一点張りで戦いに臨めば、
強大な敵の餌食になることはいうまでもない。



1308 【心と体の健康】

~賢者・名言の智恵~

「孫子の兵法or西郷隆盛」

故に勝を知るに五つあり。

以って戦うべきと、以って戦うべからざうを知る者は
勝つ。

(まず第一は、戦うべきか否かを判断できる者は勝てる)

衆寡(しゅうか)の用を識る者は勝つ。

(第二は、兵力に応じた作戦がとれる者は勝つ)

上下欲を同じくする者は勝つ。


(第三は、君主と人民が心を一つにして戦えば勝つ)

虞(ぐ)を以って不虞を待つ者は勝つ。

(第四は、万全の態勢を整え、敵の不備につけこむ者は
勝つ)

将能にして君御(ぎょ)せざる者は勝つ。


(第五は、将軍が有能で、君主が将軍の指揮や作戦に

干渉しなければ勝つ)


この五者は、勝ちを知るの道なり。

故に曰く・・
彼を知り己を知れば、百戦して危うからず
彼を知らずして己を知れば,一勝一負す

彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危し


「戦わずして勝つ」は孫子の兵法の戦いの基本である。

敵の戦力を知ることは、もちろん難しい・・
己の度量・器を知ることは、もっと難しい。


「人は 己に克つを以って成り

   己を愛するを以って敗るる」

                                          西郷隆盛

人は己に克つことによって成功し、己の度量を過信する

ことによって失敗する。

起業して、目標の七・八割までは順調に成長するのに、

残る二・三割を成し遂げられない・・

そんな経営者が多いのは・・初めはよく己を慎み、
事に 対しても慎重に行うから、成功もし、名も顕れてくる。

事業かうまくいって、運転資金に余裕が出てくると、

自分の能力を過信し、つまらない事業にあれこれ手を
して失敗してしまう。

これらはすべて自らが招いた、己の度量・器を知らない
が故の結果です。

「己に克つ」とは、しっかりとした理念・ビジョンを持って、

自らを強く戒め、周りからの誘惑や困難には屈せず、

自分を甘やかさず、前向きに立ち向っていく姿をいいま
す。

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