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手を合わせ祈る

■「手を合わせる」   坂村真民

手を合わせれば
憎む心もとけてゆき
離れた心も結ばれる

まるいおむすび まるいもち
両手合わせて作ったものは
人の心を丸くする

両手合わせて拝んでゆこう
手を合わせれば
重い心も軽くなり
濁った心も澄んでくる

活かされて生きて花かおる
楽しい世界にしてゆこう
二度とないこの人生を


1413 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「手を合わせ祈る」

お盆にお墓参りをします。
先祖の墓の前で、両手を胸や顔の前で両手を合わせて
合唱・・インドで生まれた礼拝の仕草です。

托鉢僧が、右手だけで合唱して頭を下げる・・
右手は仏の象徴・・清らかなものや知恵を表します。
左手は衆生・・つまり自分自身であり、不浄な面はある
が行動力の象徴です。

両手を合わせることで仏と一体になり、仏に帰依する。
また、相手に向かって合唱するのは、その人への深い
尊敬の念を表します。

日本人は、お参りの時だけでなく、お詫びをするときや
、お願いをするときにも手を合わせます。
また、相手を持ち上げるときの仕草に使われたりします。

食前に「頂きます」、食後に「ごちそうさま」と合掌
するのは、仏教由来の習慣です。
命を頂くことへの感謝の念を表し、日本人に普通に
見られる仕草です。

『 両手を合わせる  両手で握る  
  両手で支える  両手で受ける
  両手の愛 両手の情

  両手合わせたら 喧嘩もできまい 
  両手に持ったら 壊れもしまい
  一切衆生を両手に抱け       』
      坂村真民

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