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焼き肉えびす/食中毒事件(2)

■「えびす」を買収した企業

「焼き肉えびす」は、福島県郡山市に本社の
ある、ガソリンスタンド経営の「スタンドサービス
社」に全店舗を売却、譲渡された。

運営会社は、私のビルの一階、元フーズフォ
ーラス本社を、そのまま引き継ぐことになった。

2011年9月、東京で同社が経営する
焼き肉チェーン店「ヴィ・ブリアン」北陸一号
店を、高柳町の旧えびす店舗でオープン。

一年後の2012年5月・・
今度はスタンドサービス社が資金繰り悪化
から、民事再生の適用を申請・・
全店営業停止・閉鎖、完全消滅した。



1441 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「焼き肉えびす/食中毒事件(2)」

100人を超える患者と死者を出し、今後どこまて被害
が拡大していくのか? 世間やマスコミが大騒動する中
、フーズフォーラス社の勘坂社長は、本社に報道各社
を集め、記者会見を開き、陳謝することになった。

午後3時記者会見が始まった。報道陣の問いかけに陳謝
を交えながら、社長自ら誠意をもって答えようとしていた。

2時間経過した午後5時頃、ひたすら陳謝を繰り返す
勘坂社長に業を煮やした記者が、
「死人まで出ているというのに、本気で償う気があるの
か」
としつこくあおり立てた。
(プロ記者の誘導尋問に乗せられてしまった)

それまで、冷静を装い質問に答えていた勘坂社長・・
思わず感情的になり、「消費者にユッケを提供すること
自体、法律的には犯罪行為にならない」と釈明した。

この発言・・責任逃れの”開き直り”だと、2時間後の
夜7時のNHKニュースで、この部分のみことさら大き
く報道された。
勘坂社長を励ますよう依頼されていた友人社長も、
このニュースを見て「許せない!」と批判す
る側に・・

それまでの2時間は何だったのか?
社長の誠意ある言動は報道されず、”悪人”にされて
しまった・・被害家族からも非難が殺到した。

更にその3日後、4人目の死者が出たことを知らされた
勘坂社長・・本社玄関横の駐車場で、報道陣の前で
土下座し、頭を地面に擦り付けた。
これも又「パフォーマンスが過ぎる」と大バッシング。

後に勘坂社長・・
「私だけでなく妻や家族まで、マスコミにしつこく追い
 
回された・・それはまだ我慢できる。
 
でもひどいと思うのは、思わず感情的になって出て
  しまった発言を”逆切れ”として・・そこだけTVで
  繰り返し報道されたこと。
 
  死者が出たと聞いて気が動転し、思わず土下座した
  ら、その場面をまるで反省のないパフォーマンスのよ
  うだと、繰り返し報道された・・事実を報道しない
  マスコミは、本当に恐い 」

事件の一部始終を、ビルの上階から見ていた私・・
日頃誠実に、全力で事に当たっておられた
勘坂社長
だけに ・・
死人を出してしまったことへの自責の念、
断腸の思いで愛する社員を解雇する口惜しさ、
(解雇を言い渡されるまで、退職する社員はいなかった)

マスコミによるバッシング・・一方的犯罪者扱い、

人権侵害。故意に誇張し、歪曲して流される報道。
誤解を解くことも、言い訳することも許されない腹らだ
たしさは、いかばかりか・・

報道合戦の中、報道の自由を隠れ蓑に繰り広げられる
行き過ぎた取材活動をま近かに
見て・・
加害者もまた
被害者だと。                            次号に続く

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