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憲法9条を考える(4)

昨年の東京都知事選挙に立候補した鳥越俊太郎氏。
選挙中のTV討論で、憲法9条に絡んで・・

鳥越「どこの国が日本を攻めてくるんですか?」
岩田「尖閣の問題に関して言えば、中国が攻めてくる
        可能性がある」
鳥越「そんなことありえない!」
岩田「攻めてくる国がないのなら、自衛隊はいらない
         のでは?」
鳥越「そうですね、そんなの妄想だ」
岡本「自衛隊も防衛予算もいらない・・
         ただ祈っていればいいんですか?」
鳥越「自衛隊は必要だ」
岩田・岡本「どこの国が攻めてくるんですか?」
鳥越「攻めてくる国があるとしたら、中国・・」
(支離滅裂)
しまいには「米軍もいらない」・・と放言。
長年マスコミの仕事をし、時事問題に精通している
文化人・・しかも都知事に立候補した人の発言です。



1475 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「憲法9条を考える(4)」 


今、世界の国々は「イスラム国」への対応と、流れ込む
難民問題にどう対処し、自国と国民を守ればよいのか、
不透明な先行きに苦慮している。

中東やヨーロッパの国々から遠く離れた日本・・
イスラム国や国際難民問題も、
他人事にしか映らない。
国家や民族に対する意識は極めて薄く、愛国心も低い。
それでも日本は、平和で安全に暮らしていける世界で
も稀な国なのです。

私は今年6月、旧ユーゴスラビアから独立を勝ち取り、
未だに戦争の傷跡が生々しいクロアチアとスロヴェニア
を訪れる予定です。
26年前の1991年、チトー大統領亡き後民族が対立。
ユーゴスラヴィアが解体していく過程で、内戦に発展した。

独立を願うスロヴェニア、クロアティアと、セルビアの
戦いに始まり、ボスニアの分離をめぐる内戦、そして
停戦までの9年間、民族間の激しい対立と戦いの連続で
20万人の犠牲者と200万人の難民を出した。

最終的に7つの民族・国家に分離し、新しい国家が
誕生した。他国から
干渉を受けることなく、民族の
独立・平和を願うのは、すべての国の共通の願いです。

私たち日本人も、憲法改正の是非についてもっと正面
から向き合い、考えてみる必要があるようです。

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