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人工知能AI革命(4)

■AIと株価予測
AIが進歩すれば株価予測が出来るのでは?
とよく言われる。
先進の米国の証券会社では、せいぜい
1ケ月先ぐらいの短期予測にしか使えない
という。
予測の基になるのはあくまで過去のデータ。
突発的な大事件があると、予測不能になる。



1532  「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「人工知能AI革命(4)」

いち早く人工知能AIを導入した金融業界。
あっという 間に金融の現場は一転した。今や東京の
取引市場の8割は、コンピュータによるものだ。

米ゴールドマン・サックスが、15年前に約600人を
擁していたニューヨーク証券取引所フのロアには、今や
数人しかいない。

日本最大の証券会社も、去年から人工知能を導入した。
年金などを運用する機関投資家の売買を、人工知能に
任せている。
かっては、読みと反射神経を武器に、花形トレーナーが
巾を利かせていた。今は、トレーナーは人工知能が行う
取引を、じっと見つめるだけ。

独自に開発した人工知能の株価予測システムは、
銘柄ごとに、5分後の株価予測をはじき出す。
A I を搭載したロボットが、瞬時に価格や条件を提示
して注文に応じるため、商機を逃すことはない。

人工知能が学んだ教師データーは、東証500銘柄の
過去1年間の株価の動きと、売買取引のデータ・・
1日ごとではない、1000分の1秒単位の変化を読み
取っていく。
その値動きから法則性を見つけ、5分後の株価を予測
して、利ザヤを狙う。

売買をするのも人工知能である・・まばたきする間に、
千回とか、すごいスピードで取引がなされる。
人が目で見ながら取引していては、間に合わないのです。

東証では、最大で1秒間に2万5千のメッセージが配信
される。もはや人間の目で追うことの出来ない状況に
なっている。
超高速化した市場は、AIとAIの戦いになっている。
どれだけ優れたAIを開発できるか・・それが企業の
勝敗を左右する。
過去、人間が思いつかなかった分析を導き出すAI・・
AIを使いこなせ
ないと、生き残ってはいけない時代に
なった。
                                                NHKスペシャル「人工知能」

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