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大岡越前守(2)

1550 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
歴史から学ぶ 「大岡越前守(2)」

大岡越前守忠相は41歳の時、八代将軍吉宗から町奉行
に抜擢された。折から物価高騰に苦しむ江戸幕府から、
インフレを沈静化するよう命じられ、らつ腕を振るった
・・享保の改革です。

大岡は、なぜ物価が上昇するのかを詳しく調べ上げた。
原因は、商人による買占め、売り惜しみに原因があると
して、流通のあり方に改革のメスを入れ、仕入れ価格
の引き下げと、流通価格の安定化を図ることに成功した。

次に大岡が手がけたのは、通貨の安定。
当時、関東の通貨は”金”、関西は”銀”。関西から
仕入れた品は、銀で支払わなければならない。

大岡が町奉行に赴任した頃、金1両は50匁だったのが
43匁になるという、異常な銀高が進行していた。

越前守は、大坂の両替商を呼び出し、金1両=60匁に
するよう強く求めた。金相場が2割上れば、関西からの
商品が2割下がることになる。
巨大資本家両替商は一斉に反発、休業してしまった。
金融機能はマヒ…

已むなく、苦渋の思いで大岡は要求を撤回。
しかし大岡は屈しなかった。その後また銀が急騰。
両替商を呼び出し、説明を求めた。

しかし、主人は出頭に応じず、番頭を寄こした。
怒った越前守は両替商を捕らえ、小伝馬町の牢にぶち込
み、為替操作の疑いで厳しく取り調べた。

これには両替商もすくみ上がり、銀相場も引き下げられ
た。その一方で密かに幕閣に手を回し、大岡排斥運動を
始めた。
こころざし半ばに、大岡は寺社奉行への転出を命ぜられ
、お役ごめんになった。

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