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夫に家事・・2つのやり方

1798 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分、女の言い分
「夫に家事・・2つのやり方」

夫婦が家事を分担するとき、大きくは二つのやり方がある。
1つは、夫婦のどちらかが家事の主な担い手になる
リーダー型
夫婦いずれかがリーダーとなって、家族に家事の手伝い方
を指示する。家事を手伝う時間がなかったり、家事が苦手
だったりする場合、この”リーダー型”がうまくいく。

もう1つは掃除は夫、料理は妻など、家事の担当を分ける
分担型
夫婦それぞれに家事に理解があり、時間に余裕がある時に
に向いています。

この2つのタイプ・・シェアの仕方が全く違います。
夫婦が協力して家事を分担する前に、自分の家庭がどちら
なのか、見極める必要があります。

リーダー型の家庭で、夫婦ともスレスを感じるときは、
指示をするタイミンクに問題があるようです・・

例えば、休日にテレビを見てくつろいでいる夫に
「掃除をして」と頼んだらどうなるか?
夫が「いきなり言われても」とムッとします・・
妻はそんな態度を見て、「面倒だから自分でやってしまお
う」と、1人で家事を抱え込んでしまう・・

そうならないために、妻は夫が「いつ」家事ができるのか
把握して、先手を打つ必要があります。

休日の朝食後に余裕がありそうなら、
「朝ごはんを食べ終わったら、お風呂の掃除をしてね」
というように指示します。

事前に頼んで了解を得ておけば、ストレスを感じにくい。
朝に余裕があるのなら、その時間にやってほしいのは
ゴミ出し・・夫の生活リズムに合わせ、やってほしい家事
を頼むようにするのがポイントです。

『分担型』の場合・・
妻や夫、家族が”何”を担当するのか決めたら、それを
”いつ”やるかについては、互いに口出ししないことです。
例えば、食器洗いを任されている夫が、洗い場に食器を
汚れたままにしている。

それを見た妻が「まだやっていないの」と咎めたら、
喧嘩になってしまう。
役割を持たせた夫や家族には、責任と主体性を持たせ、
口を出さないようにする。

「任せているのにやってくれない」と不満を感じたら、
「台所の洗い物・・寝るまでには終えた方がいいね」など
期限をやんわりと伝え、できるだけ任せるようにする。

それでも不満を感じたら、ダメ出しをしたりせず、
「隅まで掃除すると気持ちいいよね」と、提案するに留め
る。口出しされるとムッとして、やる気をなくしてしまう。

夫がやっているのを見ていると、要領が悪く、非効率に
感じる・・つい手を出し、教えたくなるが、そこはグッと
こらえて、成長を待ちましょう。

                                 読売新聞「くらし・家庭」より

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