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社会をむしばむコロナ差別

1892 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「社会をむしばむコロナ差別」

看護師の子どもが通う保育園の保護者から
「保育園に通わ
せないで」と言われたり、
宅配配達員が「コロナを持ち込 むな」と
除菌スプレーをかけられたり、
感染者の自宅に 石を投げ込まれたり・・

新型コロナウイルスが拡散するにつれ、感染者だけでなく、
医療従事者、女性や子ども、障害のある人、外国人など
弱い立場の人々が、偏見や差別、いじめを受けるように
なった。
差別やいじめが起きる背景には、感染症に対して過度に
不安や恐れを抱いた人が、過剰な行動に走ってしまうこと
にある。
誰もが感染者になりうる状況下で、医療従事者などを社会
から除け者にし、差別排除するのは、自分の首を締める
行為になることに気づかなければならない。

「感染したくない」との思いが差別行動を誘発する。

「社会に対し、恐れるべきはウイルスであって、人ではな
  い」。
うつされるのではと人を差別したり、看護師だか らと
排除するのは、絶対許されないことです。 

差別をなくすには、一人ひとりが正しい知識を持ち、
当事者に対してねぎらいの言葉とエールを送り、
共に危機に立ち向かっていくようでなければならない

誰もが自分一人、あるいは自分と家族だけでは生きていけ
ないのです。

 
             人権教育啓発推進センター専務理事/田南立也

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