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テレワーク実施の難しさ(2)

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1899 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「テレワーク実施の難しさ(2)」

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるには、
人と人との接触の機会を減らすことが重要になってくる。

先月1月の経団連の調査では、緊急事態宣言が発令された
11都府県で、在宅勤務による出勤者の削減率は約65%、
87万人減少した。
昨年春日立製作所は、本社などで働く約5万人を在宅勤務
に切り替えた。

日立の総務部に務めるA子さん39歳は、
保育園に次男を午後7時までに迎えに行く日々。
神奈川県の自宅へは、東京・丸の内の本社から1時間半
かかる。
夕方本社を飛び出し、最寄りの駅から保育園まで走らなけ
れば間に合わず、ストレスを溜めていた。

在宅勤務により、A子さんの働き方が一変した。
往復3時間の通勤時間を、別のことに充てられるようにな
った。心に余裕が生まれ、家族と過ごしたり、読書の時間
が増えた。

通信会社で働く四十代のBさんは、自宅のマンションの
一郭を壁で仕切り、仕事場にした。工事費約200万円は
すべて自己負担・・

自宅では集中できない社員もいる。
生命保険会社のCさん、上司とのテレビ会議の際、
自宅駐車場のミニバンの後部座席にパソコンを持ち込んで
行っている。
2歳の息子や、飼い犬の鳴き声が上司に聞こえないか
気になって、会議に集中出来ないのです。

また、自宅が狭く、働く場所を求めて、カフェなどを転々
とする社員もいて、「テレワークマ難民」と呼ばれている。  



                                        読売新聞「コロナ最前線」より

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