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コロナ後の企業戦略/ジョブ型の導入

1903 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「コロナ後の企業戦略/ジョブ型の導入」

昨年8月KDD Iは、会社の在り方を大きく変える新たな
人事制度の導入に踏み切った。
社員一人ひとりが時間や場所にとらわれず、成果を出す
働き方を実現する
ことを軸に「ジョブ型」を導入した。

勤務態度や労働時間ではなく、与えられた仕事の達成度で
評価する新制度。年功序列終身雇用を続けてきたKDD I
・・「ジョブ型」は企業体質を根本から変えていく。

会社は社員一人ひとりに”何をすべきかのジョブ”を事前
に決めさせる・・決めたジョブの達成度で報酬が決まる。
優秀な人材には難易度の高いジョブが与えられ、
年齢に関係なく、成果に準じた高収入が約束される。

欧米ではジョブ型がスタンダード。
より良いジョブと報酬を求めて、転職を繰り返す。

先行きの見えないコロナ禍の時代・・
ジョブ型の優秀な人材を確保し、育て、企業体力を強め
ていかなければ、熾烈な競争に生き残ることができない。

社員は「何をすれば評価が得られるか」が明確になれば
まい進していくだけ。「やっている感」が大切になってくる。

在宅勤務で、毎日の出勤と帰宅時時間の無駄が省けるし、
先輩社員が働いているのに、先に帰るのは申し訳ないと、
無為な時間を過ごす悪しき慣習もなくなる・・

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