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次々と現れる変異ウイルス

1968 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「次々と現れる変異ウイルス」

新型コロナウイルス感染症の流行の拡大や長期化に拍車を
かけているのが、次々と現れる変異ウイルスの存在です。

続々と登場してくる変異ウイルス。
ウイルスは人や動物の体内で増えるが、その際に約3万
文字もの遺伝情報をコピーする。大量の文字をコピーする
ため、一定の割合で必ず誤りが生じる。

ウイルスが増殖してコピーを繰り返すことで、誤りは蓄積
する。伝言ゲームで最後の人が聞いた内容は、最初の人
が伝えたものと異なるのと似ている。

3万文字が一部変異してもほとんど変化に問題がない。
まれに病原性に関わる変異が出現すると、急速にその割合
が増し、流行中の従来型のウイルスと取って代わるように
なる。
今年4~5月までは、イギリスから徐々に世界に広がった
アルファ型が日本で猛威を奮ったが、その後急速により
感染度の高いインドデルタ型が9割を占めるようになり、
世界がデルタ型の猛威に震撼している。

闘いはこれで終わらない・・
流行の主流となる変異株は今後も入れ替わる可能性が高い。
流行が長引くほどウイルスは増殖を繰り返し、新たな変異
ウイルスが、大規模な流行を引き起こしていくことになる。



       日経新聞

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