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芳村思風/変わらなくていい、成長すればいい

1972 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生/芳村思風
「変わらなくていい、成長すればいい」

現代日本を代表する哲学者・芳村思風先生が、
自らに問いかける言葉です。

人間誰にも、長所と短所が必ず半分ずつあります。
完璧な人間などいない。短所のない人間もいない。
どんな人でも長く付き合えば、必ず気に入らないところが
目についてきます。

短所や欠点はなくならないし、なくさなくてもいい。
短所があるから謙虚になれる。ムリに性格を変えなくても
いい。変わらないし、変える必要もない。

自分にも短所があることを自覚し、短所があまり出てこな
いよう努力する・・この努力が相手に対する”愛”になる。
変わらなくてもいい・・変えなくてもいい。

「変わろう」「変わらなければならない」という思いが
強いストレスになる。変わらなくてもいい。成長すれば
いいのだから・・成長するとは、変化すること。

「変わらなければいけない」という思いの裏には、
「今の自分が嫌い」「今の自分ではダメ」「このままでは
ダメ」という思いがある。

短所や欠点があって当たり前。受け入れる・許す・認める。
「こうあらねばならない」が自分を苦しめる。
他人と比べる必要などない。

「そのままでいい」ということは、何もしなくてもいいと
いうことではない。短所があってもいいということ。
短所のある自分を認めることです。

短所はできるだけ出さないようにし、長所を伸ばす努力を
する。まず、今の自分を認めることからすべてが始まる。
故に、ことさら他人の短所を責めたりはせず、許す寛容さ
が必要なのです。


                                                芳村思風語録より

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