« 家族の接触を断ち切ってしまうコロナ | メイン | 高齢者の運転免許返納 »

外来種の黄色い小花がやたら目立つ路肩

1976 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「外来種の黄色い小花がやたら目立つ路肩」

車で郊外を走っていると、路肩に鮮やかな黄色い小花が
沢山咲き並び、群生しているの
がやたら目に入る。

           
450-2008102622204921938

外来種の「セイタカアワダチソウ」です。
秋を象徴するススキが、いつのまにか姿を消して、代わり
に右を見ても左を見ても、鮮やかな黄色い小花の外来種が
生息域を拡大している。

気づいたら、在来植物のススキの生息域はどこへ
やら、
ススキの穂がなびく古き良き日本の原風景が失われて
しまっている。
三年前、ススキで埋め尽くされていた犀川の河川敷
        
IMG_3066
・現在、同じ場所の河川敷です 
             
IMG_3480

セイタカアワダチソウはブタクサとよく間違えられる。
セイタカアワダチソウの小花はブタクサより鮮やか。

風で花粉を運ぶブタクサは、花粉症になると嫌われる。
一方のセイタカアワダチソウは、昆虫に花粉を運んで
もらう種で、花粉症の心配はない。

     
butaku_2 ブタクサ

ブタクサの葉はギザギザして、ひらひらしている。
一方のセイタカは、笹の葉に似てスッととがっている。
茎は直立し、高さは2㍍近くになる。

根からは、周囲の在来植物の成長を妨げる物質を出し、
生育を阻害して、勢力の拡大を図る。
道路脇、土手、空地、河川敷など、従来ススキが生育して
いたところで猛烈に繁殖している。

先日、能登島ゴルフ場でプレーしたときは、
見かけなかっ
た。山あいに入って、人の出入りの少ない開けたところで
は、今のところ侵食が見られないようです。

10月から11月の花が咲く頃に、根から抜き取って刈り
取ると、種子の飛散による拡大を抑制できるのですが・・

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.noevir-hk.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2627

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ひとつ前の投稿は「家族の接触を断ち切ってしまうコロナ」です。

次の投稿は「高齢者の運転免許返納」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36