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教育熱が少子化を招く

2008 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生 「教育熱が少子化を招く」

私の二人の孫、両親は共働き、長女は高2、長男は中3、
二人とも進学を控え、進路を決定しなければならない大切
な時期に来ている。
学校は8時25分に始まり、午後3時半頃に終わる。
放課後1時間ほど部活に参加する。ここまでは毎日の日課
ですが、それからが大変!

急いで帰宅して、母親が用意したおやつを食べ、午後5時
から8時まで学習塾で学ぶ。9時前に帰宅して夕食を摂り
、学校の宿題をして12時過ぎベッドに潜り込む。

同じ日課を繰り返す子どもたちには、ごく普通の毎日です。
子どもを目指す大学に入れ、幸せな人生を歩ませるため、
親はレールを敷いてやらなければならない。

2人の子どもの塾費月額約10万円は、家計を圧迫する。
大学を出て子育てが終わるまでの教育費は、一人2千万円
を超えるという。

国が豊かになるにつれ、例外なく出生率は低下する。
それは教育費が密接に関係する。親は子どもを多く持つ
ことよりも、少なく生んた子に教育費をつぎ込む方を選ぶ。

学校教育だけでは収まらず、塾などの私教育が盛んなのは
、優秀な子を育てたいという親の願いより、社会の仕組み
がそうさせる。
より高い大学を目指すことで、その後の人生が決まると?
子どもを早い段階から、進学競争に駆り立てる。

エリート大学に入る道のりは、依然として厳しい。
猛勉強したかどうかで合否が決まる・・
そんな入試の仕組みが変わらない限り、問題は解決しない
だろうし、何も変わらないだろう。

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