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コロナ禍、変革を迫られる化粧品メーカー

2013 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「コロナ禍、変革を迫られる化粧品メーカー」

化粧品の訪問販売市場はここ30年、縮小の一途をたどっ
ている。訪問販売を主力とし、かっては化粧品世界最大手
のエイボンも、十年前日本での上場を廃止した。

日本の訪販最大手ポーラは、通販高級品ブランド「オルビ
ス」や、全国3800店舗でエステサービスを行うサロン
型ショップ「ポーラザビューティー」などで、訪販一位の
座を守ってきた。

サロンや百貨店では、美容部員が客の肌に触れ、
”密”に相談に乗ることで販売してきた。
ところがコロナ禍が長期8化するなか、ビニールシートに
隔てられた接客では、客足が遠のき、活躍の場が失れて
しまった。
このままでは「美容部員は、アナログの仕事の中で取り
残されてしまう」
「アイシャドーはどういう風に塗ればいいですか?」
「お手持ちのものを使って一緒に塗ってみましょう・・」
職を失った美容部員たちは、培った接客力をネット
発揮する方法を模索し始めた。

デジタルスキルを磨くことで生き残りを図る。
「こんばんわ!私たちは資生堂ビューティコンサルタント
です」。
資生堂は昨年7月「ネット配信による商品販売」を開始
した。現役の美容部員たちが次々商品を紹介していく。
ECでの顧客満足度が、お試しできる店頭接客よりはるか
に低いのが・・悩みです。

ただ、SNSで多くの女性が化粧品を買い求めているのも
事実です。「美のプロ」の意地をかけて、メーカーや美容
部員たちの試行錯誤が続く・・

 
                                                             日経新聞

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