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仏教の教え 「他人から認められたい欲求(2)」

2019 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
仏教の教え 「他人から認められたい欲求(2)」

炎天下の中、一生懸命しいたけを干している老人がいた。
通りかかった道元禅師「あなたのような年配の方がそんな
仕事をしなくても、誰か若い人にやってもらえば・・」

老人「他はこれ 吾にあらず」と・・私がやらないで誰が
やるというんですか。この与えられた仕事を、私は
ただただ一生懸命やる。それが喜びでございます」

道元「せめて、もうちょっと涼しくなってからすればどう
        ですか?」
老人「何れの時をか待たん

何をするにも、時と場所を選んではいけない。
今出来ることをただひたすらやる。
あなたが、日々陰日向なく懸命に働く姿を、誰かが見て
いるでしょう。その姿を見て励まされる人もいるでしょう。
今、与えられた仕事を、損得にとらわれず、懸命にやるこ
とが大切なのです。

それでも頑張っているのに、評価されないのは、悔しい
ものです。こんなにやっても、誰も評価してくれないと思
ったとき・・
こんなに頑張った自分を見ている自分がいるではないか・・
こんなに頑張った自分を一番知っているのは・・自分自身
なのです。
人は他人と比べて一喜一憂しがちです。比べることは大事
ですが、一喜一憂するために比べるのではなく、他人より
も足りないところ、他人より勝るところを見つけるために
、比べる習慣をつけていく・・
一つの物事にとらわれない見方をすることが、大切なので
す。

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