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人工知能、囲碁トップ棋士に勝利(2)

■対局のパターン数
オセロ(10の60乗)
10000・・・・000通り ゼロが 60個

チェス(10の120乗)

10000・・・・000通り ゼロが120個

将  棋(10の220乗)
10000・・・・000通り ゼロが220個

囲  碁(10の360乗)
10000・・・・000通り ゼロが360個



1371【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「人工知能、囲碁トップ棋士に勝利(2)」

 

めまぐるしく進歩していくコンピューターゲームソフト。

オセロ、チェス、将棋は、既にコンピューターの方が強

い。囲碁は指し手が多く、天文学的数字になるため、
コンピューターは対応しきれなかった。


2012年、囲碁”宇宙流”定石で一世を風靡した武宮

正樹九段に、コンピュータプログラム「ZEN」が、
5子と4子の置き碁で2度対戦し、何れも勝ち、話題
になった。
アマチュアの高段者レベルにまでなっていたのです。
それでも当分の間、プロ棋士と互角に対局したら勝てな

いと思われてきた。
ところが先月突然「
ついに人間を超えた」というニュー
スが飛び込んできた。


それまでの囲碁コンピューターは「モンテカルロ方式」

といって、一秒間に一万回、一手ごとに終局図まで描い
ていき
、中から勝ちパターンの強いものを選んで、石を
置いて いった。

つまり、100秒あれば100万回分析できるが、
人間は
盤面を0.1秒見ただけで、感覚的に瞬時に
良し 悪しを
判断できる優れた脳を持っている。

将棋は、先手による一手目は30通り、後手の2手目も

30通りある。つまり2手目まで、組み合わせ可能は

900通りになる。

ただ定石は、一手目は居飛車か振り飛車の2通り・・

2手目も2通り、わずか4パターンに絞られてくる。


しかし、3手目以降は指し手が細かく分かれ、更に

”王”の囲い込みなどのパターンが組み合わさると、
指し手はあっという間に増えていく。

                                                                        読売新聞

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