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子育ては妻まかせ

■母娘は、親密な共生関係

友達のように親しい母・娘の関係…。
近年、ちょっとした社会現象だという。
我が家の母娘も仲がいい。職場が一緒で、買い物にもよく一緒に出かける。
休日は二人で、デパートやブティックへ。二人で、洋服やアクセサリーの選びっこをしている。似合うものを見つけて、娘のものを母親が、 母親のものを娘が借用。
おしゃれを楽しんでいる。
母は新しい流行を娘から教わり、娘はおねだりして、ブランド品を手に入れる。
まことにもって都合のいい共生関係。

そうした社会現象を見逃さず、「母娘パック」は大繁盛。
食事をして温泉に浸って、リッチな日帰り温泉パック。
Kホテルは、フランス料理のランチタイムサービス、Nホテルは、豪華メニューのランチ・バイキング。何れも女性客で溢れている。
夫の方は、最近目立って増えてきた○○食堂で、750円のランチ。
妻は、友達とリッチにホテルでフルコース…21世紀は女性の時代ですよね!



【心と体の健康情報 - 308】
~子育て心理学~ 「子育ては妻まかせ」

私達の世代は高度成長期、「企業戦士・働き蜂・会社人間」などと言われ、土曜も日曜もなしに猛烈に働いてきた。
現在、少しは理解されるようになったが、日本の企業は、会社より個人の都合を優先しようとする、マイホーム型の男子社員には、 冷ややかである。
出世を望むなら、与えられた仕事を全うしようとするなら、子育てに関わっている暇はなく、妻まかせにせざるを得なかったのです。

しつける、勉強を見る、遊び相手になる、悩みの相談に乗る、子供の食事の世話をする…など、先進国の中で、 子供とかかわる時間が極端に少ない日本の父親。
子育て・家事一切を妻にまかせっきり…それを誰も疑問に思わない日本の社会。

私がサラリーマンの頃、誰もがそうであったように、会社漬けの毎日だった。
休日も付き合いで、家に居ることは少なかった。
年に2~3回罪滅ぼしに、家族をドライブに連れ出す程度。
子供を抱いたり、一緒に遊んだり、子育てに加わった記憶はない…。
私たちの世代の父親が、子供のしつけを疎かにしてきたツケが、今日の日本に様々な問題を引き起こしているのでしょう…。

木曜夜9時放送「菊次郎とさき」の、北野家と隣人たちのように、 昔は、両親が子供に構っていられなくても、お爺ちゃん、お婆ちゃん、兄弟姉妹、近所の子ども達、ご近所のおじちゃん、 おばちゃんが子どもに関わってくれた。

今は少子化時代。近所付き合いも希薄。
母親は一人孤軍奮闘して、子どもと向き合っている。
そして、ノイローゼ、虐待など、新たな社会問題を引き起こしている。
以下、曽野綾子「最低限は学校で教えられる」から…。

子育てを、保護者は学校に期待し、先生は家庭でのしつけに期待する。
今の日本、「最低の道徳」さえ持ち合わせない子ども達が大人になっていく。
元はといえば、両親がしつけをしなくなったことに問題がある。
その、しつけられない両親をつくったのは戦後の学校教育。
つまり"学校教育"にも責任があるのです。

今の日本に、敬われるに値する父母がどれだけいるだろうか。
有名なモーゼの「十戒」には、「父母を敬え」「殺してはならない」「盗んではならない」「姦淫してはならない」がある。
こうした戒律を犯す行為は、社会秩序を乱すとして、諌められた。

何があっても「殺す」行為をしてはならない。
妊娠中絶は合法と認めているから…。
また、子どもが夢中になって遊ぶ殺人ゲーム…。
そこに都合のいい価値観が入り込み、要らない子ども・親・友達は、「殺してしまえ」ということになる。

我が身も、殺してしまえば問題が解決すると、自殺する。
邪魔になるからと、意図的に命を断つ行為は、一人の人間として、取り返しのつかない大きな罪悪になることを、 知らねばならない。
大人は子どもに、命の大切さを叩き込んでおかねばならない。

「盗んではならない」も、しつけの根幹をなすものである。
万引きをするような人間は、他のいかなる教育も受ける資格がない。
「人間失格」の第一歩であることを、厳しく教えなければならない。

子どものしつけは、家庭内で行うものであって、学校で教えるには限界がある。
親の子育ての考え方が多様化し、学校や先生の教育が気に食わないと、干渉したがる今の時代。先生の努力が報われず、 空回りしているようだ…。

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