1857 「吉村外喜雄のなんだかんだ」        
「パンデミックは世界の経済を壊滅させた」         
        
パンデミック(感染爆発)によって蒸発した世界の需要・・      
小売業、レジャー産業、アパレルなどの大企業が次々と       
経営破綻していく。       
日本の企業も、パンデミックによって激しくゆすぶられ、      
否応なしに変革を迫られる。       
      
今回の危機を乗り越え、会社を存続させていくには、      
どうすれば良いのか・・真剣に考えなければならない。       
人・物・金を世界の国々に移動させ、グローバルに貿易や       
投資を増大させて発展してきた経済が、壁に直面している。       
      
先進国のGDPは、ユーロ圏がー39.4%、アメリカー      
31.7%、日本ー28.1%と、過ってない落ち込みを       
記録。各国は異例の規模の財政出動を行っているが、       
出口は見えてこない。       
     
観光客で潤っていた兼六園・・台湾や欧米の観光客が姿を       
消したこの半年、市内の観光業は壊滅的打撃を受けた。       
この悲惨な状況は、いつになれば終了するのか?       
      
新型コロナウイルスは、人々の暮らしを破壊しようとして      
いる。パンデミックが職場を奪い、経済的弱者を追い詰め       
ていく。企業や働く人々を脅かし続けるのです。       
      
今回の危機は、世界経済の在り様を大きく変えるきっかけ      
になろうとしている。       
      
                            NHK「岐路に立つグローバル資本」