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エルニーニョ現象 4年ぶり

2139 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「エルニーニョ現象 4年ぶり」

気象庁は6月9日、南米ペルー沖の海面水温が高くなり、
世界的な異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」が
発生していると発表した。

2018年秋以来4年ぶりの発生で、夏の発生は15年
以来8年ぶりとなる。日本では冷夏になることが多いが、
今夏は冬まで続いたラニーニャ現象の影響が残り、
暑くなる見通しだという。

エルニーニョ現象が起こると、日本付近では夏に太平洋
高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く日照時間が短く
なる。
しかし今回は逆で、ペルー沖の海水温が低くなって日本
では、夏が暑くなるラニーニャ現象が冬に収束してから
間もないため、影響が残る。

春に発生したエルニーニョは、冬にかけてピークを迎える。
海水に蓄えられた熱量が大きく、エルニーニョの影響が
強く残って、今年の冬は暖冬傾向になると予測する。

ペルー沖の平均海面水温は、今年1月まで基準値より
低かったが、3、4月に0.5度、5月に1.1度高くなった。

これは過去70年間では最大で、3.6度と最も高く
「スーパーエルニーニョ」と呼ばれた97年春~98年夏
に匹敵するほど、赤道域の海水温が高いという。

世界気象機関(WMO)は2023~27年の5年間、
世界各地で記録的高温になる可能性が高いと、
警告している。

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