« AI は人類の利益になるか? | メイン | テクノ新世・人間がゴリラになる未来 »

AI が苦手なこと、弱点は・・

2174 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「AI が苦手なこと、弱点は・・」

米国で、囲碁のアマチュア有段者が超人AI と15回
対戦し、14勝したと報じた。AI の弱点を徹底的に
調べあけた結果の勝利だという・・

囲碁AI が初めて人間のトップ棋士を破って7年・・
その強さはとどまるところを知らず、今や互角に戦える
棋士はいない・・はずだった。

ところが、アマチュア棋士が放った定石を無視したあり
えない”悪手”にAI はほんろうされ、破れてしまったの
です。過去1万局以上のプロ棋士の対局を取り込み
記憶したAI にも
、盲点があったのです。

トップ棋士を上回る実力のAI だが、プロ棋士が絶対打た
ない定石ハズレの局面では、打ちたいところがあまりに
多く、何をすれば最善か、正しく認識できなかったのです。

AI が得意なこと
・大量のデーター処理       ・ルール化された単純作業

AI のメリット
・業務の効率化で人手不足を解消 ・生産性の向上
・ミスや事故が減り、安全性が向上
・人件費などのコストの削減
・顧客や市場のニーズを把握。顧客満足の向上
・高精度なデーター分析と予測

AI が苦手にすること
・創造性を必要とする作業          ・合理的でない判断
・相手の気持ちを汲み取ること      ・目的を示す
・少ないデーターでの推論
・入力デバイスの性能を超える作業

AI の欠点
・大量のデーターがなければ答えが出せない
・示された結果に対する根拠がわからない
・覚えたことを忘れてしまう
・人の心の動きや感情が理解できず、創出もできない

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.noevir-hk.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2828

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ひとつ前の投稿は「AI は人類の利益になるか?」です。

次の投稿は「テクノ新世・人間がゴリラになる未来」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36