■「第一歩」    
    
十里の旅の第一歩     
百里の旅の第一歩     
同じ一歩でも覚悟がちがう     
    
三笠山にのぼる第一歩     
富士山にのぼる第一歩     
同じ一歩でも覚悟がちがう     
    
どこまで行くつもりか     
どこまで登るつもりか     
目標がその日その日を支配する
   
    
1552 【吉村外喜雄のなんだかんだ】        
幸せな人生         
【先人に学ぶ仕事と人生】         
    
■牛尾治朗       
仕事は自分がしているのではない。       
ご縁をいただいて、       
たまたま自分がさせてもらっているのだ。       
自分ではなく、他の人でもよかった仕事を、       
めぐり合わせの中で、自分がさせてもらっているのだ。       
      
この仕事をさせてもらっていることに感謝し、       
もっと自分を磨き、高める努力を惜しんではならない。       
      
もう一つは、己の能力が乏しいだけに、       
させてもらう仕事を懸命に、       
一心不乱に打ち込まなければならない。
中途半端な姿勢でやっていたら、何十年やろうと、      
人は、その仕事から何も得ることはできないだろう。       
      
■松下幸之助       
どんな仕事でも、それに徹すれば、その仕事を中心に       
無限といっていいほど広がっていくものだ。       
      
■平澤 興(元京大総長)       
ある一事を通して、ものの深さを知ることができれば、      
その目、その頭で万事を考えるようになる。       
そして、その真実に近づけるのである。       
      
■安岡正篤       
どんな一事一物からでも、それを究尽すれば、       
必ず真理に近づいていき、       
ついには宇宙、天、神という問題にぶつかるものだ。       
      
■福沢諭吉       
世の中で一番楽しくて立派なことは、       
一生涯を貫く仕事を持つことです。       
世の中で一番さびしいことは、する仕事がないことです。       
      
どんなにつまらなく思える仕事でも、決して手を抜いて       
はならない。人生は投じた分しか帰ってこない。       
成功不成功は能力ではなく、真剣であったか無かったか       
である。