■中国5G投資 2.8兆円
中国国有通信大手3社の2020年の      
投資計画で、次世代通信規格「5G」       
関連は、3社合計で1.800億元       
(約二兆8千億円)に達し、前期の4倍       
に膨らむ。
中国政府は5G関連を、新型コロナウ      
イルスの感染拡大で落ち込んだ景気を       
底上げする柱にしようとしている。   
                                   日経新聞
     
      
1802 【吉村外喜雄のなんだかんだ】  
「5Gは、くらしとビジネスを変える」            
          
この3月、新しい通信規格5Gがスタートした。        
5Gの特徴は、高速・大容量の通信が可能になり、従来の         
通信ネットワークより格段に高速・大容量のデーター通信が         
可能になることです。        
        
現行の4Gは、データー通信量の上限が60㌐バイトで、        
(㌐は10億)それを超えると、速度制限がかかるが、5Gは         
4Gの20倍を超えるデーター通信速度で、上限を倍近くに        
設定できるのです。         
        
5Gは4Gに比べて、大容量の通信が可能なため、高細密         
な画像や動画の利用が可能になる。        
遅延は10分の1以下に。同時に接続できる端末は10倍         
になり、通信品質が飛躍的に向上する。         
        
機器監視や、ロボットなどの遠隔操作、自動運転車などに         
不可欠で、あらゆるものがネットにつながる「IOT」が実現し、         
日常生活は大きく変化していく。         
        
※I OT とは、まだ接続されていないデバイス(高速に対応        
   した装置や設備)を接続することで、有益な情報を迅速         
   に取得できるようになり、更に有益な情報が引き出され、         
   新たな事業の開発につながっていく。         
        
5Gの普及につれ、遠隔操作の無人建機で災害復旧が        
可能 になるなど、新たな価値が創造され、社会課題の解決         
に貢献するようになる。         
更に企業の生産性向上、少子高齢化に伴う人材不足の         
解消など、産業界の期待は大きい。
日本経済新聞 他