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婚姻件数・戦後最小を更新

2056 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「婚姻件数・戦後最小を更新」

2021年の婚姻件数が戦後最小を更新して「結婚離れ」
が進んでいる。かっては男女とも9割超が1度は経験する
人生の節目のイベント結婚・・

厚労省の人口統計によれば、ピークは団塊世代
(1947~49年生れ)が25歳前後になった1972
年。コロナ禍の昨年はその”
半数以下”に急減している。

日本人の結婚への価値観は、この40年で大きく変化した。
一度も結婚しない「生涯未婚率」は、
1980年は男性2.6%、女性4.5%でした。
それが2020年、男性は4人に1人の25.7%、
女性は6人に1人の16.4%と、「生涯未婚」の時代に
入りつつある。

結婚よりも、仕事や自分の時間を大事にする価値観が
広まってきている
。かっては町内の世話好き仲人おばさん
が縁談を 持ってきたが、今では”おせっかい”扱いされ
かねない。
「婚活」という言葉に象徴されるように、意欲的に自ら
機会をつかもうとしない限り、結婚には至らないのです。

こうした意識の変化が、少子化による若年層の減少と新型
コロナウイルスの感染拡大とが相まって、婚姻数の急減に
つながった。
婚姻数の減少は、将来を担う子どもの出生減、国民総人口
の減少、更には
国力の低下へと突き進んでいくのです。


    
                                                    読売新聞「ニュースの門」

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